「m3.com地域版」「CMOメディカル」―伝わるメディカルのお仕事報告(2)
久々の更新となりますm(__)m
仕事先で「ブログ見ました」的なお声かけをいただくことも増えてきました。忙しさを言い訳に更新をサボっている場合ではない!――というわけで今回はお仕事報告(第2弾)とひとり反省会を実施いたします。
医師とケアマネのNo.1サイトで、何ができる?
開業以来「人脈」の有難さにむせび泣く毎日。なかでも運命的な何かを感じまくっているのが、医師とケアマネの国内会員数No.1のウェブサイトの両軸で仕事をさせていただけていることです。
医療側は「m3.com」
一つは医師が25万人以上登録している医療従事者向けの「m3.com」です。地域情報(県別)ニュース(地域版)を定期的に書かせていただいています。地域医療に関して、病院や医師会、行政などを取材する仕事です。デスク(編集)業務の一部もお手伝いしています。
※2019年5月末日までに掲載された記事はこちら↓
- 埼玉県:がん患者の妊孕性温存治療(獨協医科大学埼玉医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、埼玉県疾病対策課)
- 群馬県:「安中に在宅医療はない!」市民の声で奮起(安中市医師会)
- 愛知県:名古屋市の在宅医療は「夢のよう」(名古屋市医師会)
- 埼玉県:埼玉の増床計画、審査通過は約25%(埼玉県保健医療部)
- 埼玉県:ふるさと納税でPET-CTを用いた最新がんドックを提供(熊谷総合病院)
介護側は「ケアマネジメント・オンライン」
もう一つはケアマネが約9万人登録している「ケアマネジメント・オンライン」の新サービス「CMOメディカル」です。地域包括ケアシステムの構築に伴い、これまで以上にケアマネには介護と医療の連携が求められてきています。そのサポートとなる情報提供をするコーナーです(5月下旬から開始)。
こちらは企画からクライアント提案・編集・ディレクション・ライティングまで、中の人として全般的にかかわっています。会員でないと配信されないシステムなので個別の記事の紹介はしにくいのですが、取材レポートや小説などを楽しく書かせていただいております。
医療と介護の連携をサポートしたい
医療側は地域医療の取材記者、介護側はコーナー運営そのものに絡んで、必要なものを提案・執筆できるという立場。この環境を活かして何かを為さなければ、もったいないというか、せっかくフリーランスになった意味がありませんよね。
今やりたいのは、医療と介護の連携をサポートすること。医療側と介護側それぞれの思惑やニーズを聞き取り、情報提供をすることで現場の相互理解を支援できたらいいなぁと考えています。
まあ、そうはいっても難しいことですよ。もともと医療と介護は別世界ですし、国が旗を振っているからといって、すぐにスムーズな連携ができるわけがない。でも、お互いのことを少し知るだけで、両者間の見えない壁を乗り越えられる一瞬は、あるはずなのです。
その「一瞬」が全国各地で起こってくれることを願って、めげずに情報提供を続けていきたいと思う次第です。
(ひとり反省会)
【良かった点】m3.com地域版は自ら取材先の選定をするので、何かのテーマを自分に課した方がいい。当初はそこに迷いがあった。でも、CMOメディカルの方向性と合致して捉えることができたときに視界が開けた。誰も決めてくれないフリーランスの身の振り方。人脈と環境がそのヒントをくれたこと、それに気づくことができたことが最良のポイントでした。
【悪かった点】取材すればするほど、記事を書けば書くほど、自分の知識のなさにガッカリします。特に介護は勉強が足りない!……と思ったら医療の方も全然足りてない!という残念さです。これはとにかくやるしかない。本を読め本を。現場の話を聞け、感じろ、心配性を全開にして調べ尽くせ。フィードバックに素直になれ。勇気を振り絞って一歩を踏み出せ。