「MaterniTV」「タイトル付けセミナー」―伝わるメディカルのお仕事報告(3)
あっという間に前回の更新から間が空いてしまいました。なぜなんだぜ?……各方面からご依頼をいただいており、有難いことでございますm(__)m<今回もお仕事報告(第3弾)です。
産婦人科向け動画番組「MaterniTV」
かつてエムスリーでプロデューサーとして働いていた同僚がママになりました。育休明けから新しい事業にジョインしたというので詳しく話を聞くと、産婦人科クリニックで流す一般向けの動画番組「MaterniTV」の制作をしているらしい。なにそれ面白そう。
ママになって、自分が知らなかったことが山ほどあることを実感し、悩み、溢れる情報に迷った経験から、クリニックの長い待ち時間を利用して、正しい情報をお伝えしたいと思うようになったらしい。なんてこった。母は偉大だ。
ついては、企画や構成などを一緒に考えてほしい、とオファーをいただきまして、二つ返事でOKです。それが独立後すぐのこと。そこから内容の検討と台本制作などを進め、5月からその番組が全国の産婦人科クリニックで放映されています。6月からはネットでも見ることができるようになりました。
こちらは月イチ更新で、内容はもちろん演出なども変えながら、産婦人科にかかる女性たちのニーズに応えていきます!
タイトルの付け方セミナー@広告代理店
こちらもかつての同僚からのオファーです。医師向けの製薬プロモーションを手掛ける某・広告代理店にて「タイトルの付け方」のセミナーを実施しました。メールマガジンの件名を中心に、どんな文言なら読み手の目を引き、クリック→閲覧に結び付くのか、というお話をしてきました。
私はかつて医師向けの臨床メルマガ(毎週2回×15診療科分+号外)の配信を担当しており、「制作→配信→データ確認→反省会」を2~3年間ずっと繰り返してきました。どんなものが受けるのか、どんな工夫をすべきかというのは、ある程度わかっているつもりです。
一時期はそれが高じて、宣伝会議のコピーライター養成講座にも通わせていただきました。通常業務に加えて週2回のスクーリング(宿題あり)だったので肉体的には結構しんどかったですが、内容は非常に刺激的でした。上には上がいるし、若者の発想力には驚かされるし。楽しかったなあ…。
現在では、僭越ながら教える側に立つ機会が増えてきました。非常勤先にいるコピーライター志望の若者相手に養成講座の真似事をすることもあります。自分のスキルをどうやって他の人に伝えるか。その方法を考えるのは楽しいし、自分の勉強にもなるから、いいことしかない。だから技術は惜しみなく放出します!