「日本ヘルスケア協会」「IBDプラス」―伝わるメディカルのお仕事報告(1)

2019年1月に開業した「伝わるメディカル」。大変ありがたいことに、開業してすぐにいくつかの執筆依頼をいただきました。そのうち、記事にクレジット表記を載せていただいた案件をご紹介します。

日本ヘルスケア協会:今西会長インタビュー

日本ヘルスケア協会(超高齢社会における健康寿命延伸とヘルスケア産業育成の実現を目指す民間唯一の団体)では、ヘルスケアメディア部会の取り組みとして、一般人向けの情報提供を開始しました。その第1回のコンテンツである今西会長のインタビュー記事を書かせていただきました。

(ひとり反省会)

【良かった点】今西会長の興味の幅が広く、想定外のエピソードがぽんぽん飛び出した。それらをうまく「体」「心」「頭」の3本柱でまとめることができた。原稿の修正指示がゼロで、先方も満足してくれたのではないだろうか。

【悪かった点】これといってなし。強いて言うなら、取材後に「話は面白かったけど、どうまとめるかなこれは…」としばらく悩んだことか。もっと頭の回転が早ければ、取材中にまとめる方向性を決めて、もう少し掘り下げられた話題があったかもしれない。

IBDプラス(QLife) :日本炎症性腸疾患学会 市民公開講座

「IBDプラス」はQLifeが運営するウェブサイトで、炎症性腸疾患(IBD;潰瘍性大腸炎、クローン病)の患者さんや家族向けの情報提供をしています。QLifeは「医療と生活者の距離を縮める」を理念に運営されており、以前から一緒にお仕事をしたかったので、今回の案件依頼はかなり嬉しかったです。

(ひとり反省会)

【良かった点】担当者が取材に同行して協力してくださったので、写真撮影でバタつかず、詳細に取材メモが取れた。そのぶん早く納品できた。また、事前に先方と文字数や記事数を相談し、講座の内容を過不足なく伝えられるベストな仕様で納品することができた。

【悪かった点】トンマナのすり合わせが不十分なまま書き進んでしまった。一般向け医療・健康サイトといっても、基本的に健康な人たちに向けたものと、病名が確定して闘病している患者たちに向けたものでは配慮すべきレベルが違うはず。そこまで思い至ってなかったのは反省すべき点。

貴重なフィードバックを糧に

会社員であれば、会社が定期的な目標設定とフィードバックの場を設けてくれますが、独立すると自分でその辺りもやっていかないといけません。

特に納品物に対するクライアントからのフィードバックはとても貴重なもの。単に「ここを直された」と受け取るのではなく、その背景にある問題点や改善点を抽象化して認識し、次回につなげることが大事です。

……まあ、これは当たり前のことですが、それができなくなったら早晩、プロとしての終わりが来るのでしょう。今後もご報告がてら公開ひとり反省会を続けていきたいと思います。

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